フランスのサンマリーで出逢った「アルペンジェイド（アルプス翡翠）」です。

鉱山主からもらったタグにはイタリア・アルプスのモンヴィーゾ山系で産出される、希少なローカルストーン「ジャーダ・アルレッキーノ」と表記されています。翡翠を意味する「ジャーダ（Giada）」に、カラフルな斑模様がイタリアの伝統道化師「アルレッキーノ（Arlecchino）」の衣装を思わせることから名付けられました。

「アルペンジェイド」「ジャーダ・アルレッキーノ」とは商品ネームで、

この石は、日本やミャンマーで知られる硬玉（ジェダイト）、つまり一般的に知られる「翡翠」とは異なり、主に角閃石グループや蛇紋岩などを含む翡翠様石（翡翠に似た鉱物）に分類されます。

買い付けの時に私がしつこく、「これは翡翠ではありませんよね？」と聞くと「オンファサイトだよ」と教えてくれました。

見た目が翡翠に似ているため「Omphacite Jade（オンファサイトジェード）」というのが一般的のようです。

海外では「ＪＡＤＥ」の扱いは日本のように、「硬玉」か「軟玉」かにこだわりはなく、どっちも「ＪＡＤＥ」でいっしょに扱われるため、特に相手が「ＪＡＤＥ」と言っている時は細かい確認が必要です。

硬玉→翡翠
軟玉→ネフライト

なので、価値も意味も異なるからです（値段がそもそも違います）。

こちらの石は

北イタリアのモンヴィーゾ山塊（Monviso）で採れ、地質的に非常に珍しい超高圧変成帯が露出している場所。

希少な条件でしか生成されないので、珍しい鉱物です。

私も初めて出会いました。

触れてみると、

グラウンディングが素晴らしく、魂の根源に素直に耳を傾けるような気持にさせてくれる石だと直感的に感じました。

とにかく、触れていて、心地がいいのです。

まるで、ヒーリングソングが頭の中を流れるように、時が止まったような不思議な感覚がしました。

ある意味、無防備にさせられるような、ボーっとしてしまう居心地の良さです。

内省したい時、自分の本心と向き合いたい時におすすめのパワーストーンです。

まだ、自分の可能性に気づいていない人が持つことで今まで興味がなかったことに気持ちが向いて、人生がそこから大きく展開するようなサポートをする石です。

実際、私はこの石に出逢ってから、新しい趣味をプライベートで見つけてしまいました。（これもそのうちブログで書きますね）

全然、興味がなかった、というかむしろ苦手だと思っていたことです。

こうして新しい世界の扉は開いていくのだということをまた一つ、体験させていただきました。

この子は後ろは平らなので、アクセサリーの材料としてもお使いになれます。

もちろん、このままタンブルとして、お守り石にして時々触れるのも楽しい時間ですね。

ご縁がありましたら嬉しいです。

Reading by エマ

＜スペック＞
アルペンジェイド（オンファサイト）
縦　41.4ｍｍ×　横　22.8ｍｍ×　厚さ　7.3ｍｍ

※ポーチ付き。