大変美しいプレナイトに出逢いました。

＜プレナイト＞ 意味 リーディング結果

「ブドウ石」という和名を持つこの石は見た目もプルプルの美味しそうなブドウを連想させますが、そもそもブドウのような形状（結晶）で産出されるのでそう呼ばれています。
この石を持つと、なんだかハートの奥を掴まれるような感覚になると同時に何か大事に持っていたけど、たいしたことではなかったようなものをポイッと捨ててしまった時のようなスッキリ感があります。

心の中に何年もしまい込んできた、吐露できない感情を見事に日の当たるところへ出して、昇華させてくれる出来事を連れてきてくれるストーンです。

実際には「連れてくる」のではなく、自分がそれを解消したい、手放したいと望むからこそその機会がやってくるわけでです。むしろ、そういったこれまでの自分に嫌気がさして、「変わりたい」「脱皮したい」と願う時に気になる石です。そして、そう感じたのであれば躊躇することなく手にとっていただきたいストーン。

ひんやりした感覚、瑞々しい色は過去への執着を手放し、新しい世界へ飛び込む後押しをしてくれるかのように爽やかです。グリーンのカラーは第４チャクラのハートを司り、心の内側にいるインナーチャイルドといった、子供の頃に満たされなかった自分を癒します。親への愛情の不満が、大人になって恋人への不満へと形を変えていきます。

心理カウンセラーの領域なので、心に何かトラウマを抱えている人は一度「インナーチャイルド」で調べてみてください。また、「トラウマ」自体、私たちは過去に起こった出来事によって今目の前にある事象をありのまま捉えることができない、だから「トラウマを解消しましょう」と言われていますが、アドラー心理学の見地から言えば、「トラウマなどなく、過去に起こった出来事を引き合いに出して、今やるべき目の前の目標をやらない理由にしているだけだ」と言っています。

これは、目的論と結果論、という考え方に分かれます。目的論では子供がスーパーで泣くのは、「おもちゃを買ってもらう」という目的があって泣く、というあくまでも行動する側の意図に寄与するといっています。

「昔、恋人に暴力を振るわれたから恋人ができない」のではなく、「恋人を今は欲しくない」（目的）から、過去の出来事を理由にしているというものです。

この石は「トラウマ解消」に良いとどの辞書にも書いてありますが、本質として、その表現が正しい正しくないの理論は置いておいて、この石の役目は、「心のわだかまりの原因を探る」という一言に過ぎません。

この石に惹かれて、心がスーッと軽くなる、この体験から持ち主が「何か」に気づきことを石は望んでいます。

過去がどうとか、ではなく、「今、どうありたいか？」
「今、あなたは幸せですか？無理してませんか？」

そういったメッセージを投げかけているだけです。その感覚を受け取った時に「昔、こんなことがあった」と今を見ればおのずと過去に体験した事実や失敗と成功に向き合わざるを得ません。なぜなら、人間は人生を体験を通して学ぶか、他人の体験談から学ぶ（親の経験、書物など）ことになるからです。

今、この石が気になる人はチャンスです。過去は変えられないというけれど、私はそうは思いません。どんな過去もどう自分が意味づけしているかによって、過去への思いは変えられます。「悪い思い出」も人生の糧にすれば「良い思い出」になるからです。過去から何を学ぶのか？それは、自分次第です。

今から、もっと新しい自分を見つけたい人、また、新しい恋人ともっと仲良くなりたい時、そして自分のこだわりを捨てもっと軽やかに人生を楽しみたい人にピッタリのストーンです。

Reading by エマ

＜スペック＞
プレナイト 縦27.5ｍｍ×横13.0ｍｍ×厚さ7.5ｍｍ
※ポーチつき

※後ろは平らですので（カボション型）、アクセサリーの素材としてもお使いになれます。